医学部入学準備編

詳しくは拙著ブログフィリピンの医学教育を参照の上でお願い致します。

NMAT全般について

フィリピンの医学校に入学するには本格的にせよ形式的にせよNMAT(National Medical Admission Test)を受験する事が必要です。NMATはアメリカの医学校入学試験MCAT(Medical College Admission Test)と非常によく似ています。日本国内においては私立の国際基督教大学(ICU)の入学試験と似ており、一般能力考査からなる第一部と、自然科学や社会科学に関する専門科目の第二部とに分かれます。

注意:NMAT利用による「足きり点」は学校によって違いますので、ご自分でよくお確かめ下さい。またNMATの利用法・入学の評価方法についても、各医学校によって異なりますので、その点に留意されてご自分でお確かめ下さい。


NMATレビュー

この本はNMATの出題形式の確認に使えると思います。使い方についてはブログを参考にして下さい。

NMAT第一部:一般能力考査編

第一部では自然科学・社会科学等の専門科目以外の4項目について考査がなされます。

試験A:語彙

本項目は2部に細分化されます。①は「比較・対比」であります。一般的な語彙について「比較・対比」の概念についての知識と理解が求められます。ごくまれに科学用語・音楽・美術・文学からサブカルチャーに至るまでの用語が出現したりします。②は「読解力」であり、一問につき5題が出題されます。内容は科学からニュースに至るまで幅広く設定されています。

試験B:推論

本項では推論能力を問われ、3部構成となっています。①は数列に関する推論です。数列が並んでいる中で問われた箇所の数字を推論して答える形式です。②は数字のグループ化、つまり数字の「仲間はずれさがし」の問題です。③は数列と文字列のパターンを類推して問いに答えます。パズル的要素の強い問題です。特定の教科で勉強は出来ませんが、NMAT問題集と申し込み後に届く模擬試験で練習が出来ます。

試験C:数理

本項では若干の数学的能力が問われますが、筆者の考える限りでは「高校数学Ⅰ」程度の数学力が問われる問題だと思います。やはり3部構成です。①は基本的演算能力を問われます。微積分は含まれません。「数学Ⅰ」の「式の計算」に似たタイプの問題です。②では単なる数理的処理能力ではなく日常生活の中で数学的知識を応用するような問題が求められます。つまり簡単に言うと「文章題」です。文章を解読して数的に処理する能力ですから、「読解力」も問われていることになります。数学的知識を問う問題が出る事もあります。③はデータ解釈に関する問題です。グラフや表などが与えられてデータを読み取る能力が求められます。数学と言うより大学入試の地理・経済・小論文などでよく見かけるような問題です。

試験D:視能

NMAT独特のユニークな試験です。「医者は処方箋や用量を正しく読み取らねばならない」の信念のもとに作られているようです。紛らわしい住所を読み取ったり、ラベルを読み取ったりする「間違い探し」的な要素の強い問題が出ます。図形の読み取りも出題されます。鏡像に関する問題など、ともかくユニークに作られています。

NMAT第二部:専門科目編


英語の学習


英語の学習

NMAT対策英語


英語上達編


NMAT自然科学等


物理学


化学


生物学


  • 最終更新:2013-05-19 00:32:01

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